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京都トゥービーワイズメンズクラブ

'04.10.01 トゥービークラブの皆様の愛を、絵本づくりに!

2003̃2004西日本区メネット事業は「絵本づくり大作戦」プロジェクトを実施致しました。このプロジェクトはアフガニスタンの民話の絵本づくりです。
23年間の長い戦火で傷つき疲弊したアフガニスタンの人々に、絵本を通して安らぎと希望を感じてもらい、自国の文字を修得して国(民族)としてのアイデンティティの確立と文化の伝承を担ってくれる事を願い取組んだものです。
西日本区の皆様からご支援(愛)を頂き、1万冊の絵本を作りました。
絵本の贈呈で訪れたパキスタンのアフガン難民キャンプで、子どもたちが絵本を手にした時のことを思い出すたびに、今でも涙が溢れてきます。
過酷な環境の生活の中でもあの素直な笑顔を見せてくれた子どもたちに、生きていく勇気を与えてもらったように思います。
神様に祈りました「子たちが再び戦火にまみれることが無いように、傷つけたり・傷ついたりする事が無いように、一日も早く平和が訪れますように」と…。
これから、1万冊の絵本がどれだけの子どもたちに読まれていくのでしょうか?1万人・10万人・20万人、ひょっとすると100万人の子供たちが読んでくれるかもしれませんね。
皆様からのご支援(愛)が1万冊の絵本となり100万人の子どもたちが読んでくれる。そんな夢がいっぱい膨らむプロジェクトに携れて幸せでした。

この度、トゥービークラブがダリ語の絵本づくりに取組まれるになり、大変嬉しく思います。正確に言えば、メネット事業が制作したパシュトゥー語の絵本だけではアフガニスタンの絵本づくりは完結していません。
アフガニスタンには主に二つの言語が存在しています。パシュトゥー語とダリ語です。23年間の長きに亘る内戦の火種は、パシュトゥー語とダリ語の民族間の対立からだそうです。日本では考えられないですよね、一つの国に複数の言葉が存在するなんて。
メネット事業でもダリ語の絵本の制作を検討したのですが、時間的・予算的にも断念せざる得なかったのです。ダリ語の絵本制作も出来てこそ『真の絵本づくりであり文化の伝承』が成されたと言えます。
板東あけみさんが申されていたように、パンはひと時の空腹を癒すだけですが絵本は子どもたちの心の中で生きつづけます。
夢の膨らむ事業は私たち自身の未来も明るくしてくれる様に思います。
どうか、トゥービークラブの皆様の手によって残された半分の絵本づくりを仕上げて頂き、アフガニスタンの文化の伝承を完結させて下さい。 畑本久仁枝

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