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京都トゥービーワイズメンズクラブ

'04.08.01 個人・家庭・クラブ・地域社会

私がこのクラブに入会したのは第3期の確か4月だったと記憶しています。気がつかないうちに5年あまりが経過してしまった感がありますが、その間クラブに関わっていたおかげで個人単位ではなかなか企画・参画することが出来ない色々な事を経験でき、少しは社会に役立ち又その過程においては自己研鑽もある程度はできたかな?と感じています。
そしてもう一方ではメンバーがクラブに関わる時、どのようなスタンスが良いのか?クラブがメンバーに対してどのようなスタンスが良いのか?という事を最近になって思うようになりました。
異論があるかもしれませんが私が思うに「個人」という存在は、まず最初に「家庭」の構成員でありそれを飛び越えて職場やクラブ、地域社会の構成員の1人としてはあるべきでない、個人が最初に属するのは家庭(家族)が基本単位だと思います。 (妻帯者でない方におかれてもご両親、ご兄弟等 同居しておられなくても家族です。)その家庭(家族)単位で職場、学校、クラブ、広くは地域社会に関わることが理想だと考えますが…
それでは家庭(家族)単位で関わっていくとはどういう事?例えば、家庭において学校の事はお母さん・クラブの事はお父さん・自治会の事はなすりあい、(そうでない方ゴメンナサイ)そうして当然 学校へはお母さんが出向く、クラブの事はお父さんが出向く、自治会の事は交代で。お母さんが学校で議論し、決められた事に対して活動する、誰が?お母さんが。 その事に関してお父さんは「その決め方おかしいで」「勝手に決めてそんなん、決める前にアンケートとるとかできたやろ、」それと同様の反応がお父さんがクラブで議論し、決めた事に対してお母さんから。これってお父さん、お母さん共「家庭」という単位を無視した「個人」での対応(行動)ですよね?「個人」での対応(行動)をする事によって必ず「家庭」にはひずみが生じる、「家庭」という単位での対応(行動)(十分な情報のやり取りができた上での「家庭」としての結論)ではあまり問題は起きない。
そうする為にはお互いに出向いた先での議論や経緯をその都度、家庭内で説明し、家庭内で議論する。それ以前の事をいうならお互い出向いた学校やクラブでそういう情報(結果だけでなく議論、経緯)を家庭内に伝える事をもっともっと啓発すべきだと思います。学校やクラブは啓発された事に対して情報開示の方法を考える。そうする事によってお互い(家庭内)の理解も深まっていろんな事へも積極的に参画する事ができるようになると思います。
前述のように「家庭」を無視した「個人」での取り組みでは理解が深まって積極的に取組むどころか逆に家庭内トラブルとなり、トラブルの要因となった学校・クラブの活動に対してますます非協力的になってしまう。これでは悪循環の展開が予想されます。
思いついたままの内容ですので、私の思いをうまく伝えられているのかどうか?誤解されていないか少しばかり不安ですが…
「個人」「家庭」「クラブ」「地域社会」これらを円滑にするには、まず「個人」が「家庭」という単位の構成員であることのひとりひとりの自覚。「家庭」を円滑にするには「クラブ」や「地域社会」が「家庭」を単位とした対応に変化していく努力。(これはとても大変な事でめんどうな事と思いますが、)「家庭」で議論と理解が深まれば「家庭」としての結論が出る、「家庭」としての結論が出れば「家庭」単位で積極的かつ心底、「クラブ」や「地域社会」に貢献できるようになってくる。貢献してもらった「クラブ」や「地域社会」は又「家庭」単位とした対応で新たに展開する、そのサイクルが必要では。今の状況は「家庭」を無視した「個人」が、「個人」の行動が「家庭」の犠牲の上に存在している事に気が付かず、「個人」単位で「クラブ」や「地域社会」に参画し、又「クラブ」や「地域社会」は「個人」単位で参画してくる者に対してスタンダードを存在させている。なかなかスタンダードを「家庭」を対象にしたものに切替える事は大変な事だと思いますが、まずはひとりひとりが「個人」と「家庭」の関係を理解して子供達も含めた「家庭」内の情報開示に勤め、その情報について「家庭」内で議論してみて「家庭」としての結論を出すという事を考えて見てください。そこには当然意見の衝突もあるでしょうがそれはお互いが「個人」の対応をした時に結果としてあらわれてくる末期的トラブルとは全く異質なものです。どうか皆さん一度「クラブ」に対して「家庭」を意識して取組んで見てください、「クラブ」は少なくとも自クラブ内では「メンバー」でなく「家庭」を単位とした取組みの意識を、また当たり前のようですが「家庭」に対して「家庭」を意識してみてはどうですか?もしそうする事ができて「家庭」と「クラブ」という関係がうまくいけばファンドやEMCそしてメネット活動、各ワークも飛躍的に発展してゆく展開が想像できるのですが… 副会長 宮越 寛

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