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京都トゥービーワイズメンズクラブ

'03.01.01 プロフェッショナル大いに語る

私は電気屋です。電気工事屋としてプロとして生活しています。プロとして生活しているからには仕事した分お金をいただくことが基本です。しかし、現実はきっちりといくものではありません。
先日こんなことがありました。全国的に店舗を展開されている会社で、京阪神・滋賀一円の店舗の電気工事をさせてもらっているお得意様の彦根店から電話がありました。
「ショーウィンドウの照明のスイッチを入れても照明がつかない。」
「ブレーカーは全てONになっている。」
「他の部分は異常が無い」
こうなると、考えられるのは照明のスイッチの接触不良かな?「とにかくすぐ走ります。」と、高速に乗り、彦根まで1時間半。現場に着いてまずスイッチを調べるも異常なし。電源電圧も異常なし。照明器具をはずして電圧チェックもOK。ということは…電球切れ!!なんとショーウインドウの電球が全て切れていました。
突然全てが切れたわけではなく、長い間に1個・2個と切れて行き、とうとう最後の1個が切れて初めて「スイッチを入れてもつかない」ということに気づかれたわけです。このお得意様は電球類は別のルートで仕入れておられるので「わざわざ彦根まですみません。電球はこちらで替えておきます。」と言われ、現場を後にしました。
現場作業時間30分。しかし、現場への往復に3時間、高速代、ガソリン代…。結局、作業時間+αの工賃のみ請求させていただきました。
これは極端な例ですが、このようなことが私の営業と思い、この貸しはいずれ戻ってくると思っております。
お客様と接するとき、決していやな顔をしてはいけません。多少ともいやな気持ちがあれば相手様にわかるものです。いつもニコニコ、お互いに気持ちよく仕事ができること。商売の基本ではないでしょうか。

「いつもすみませんね。こんなことで遠くまでわざわざ来ていただいて…」
「いいですよ。何でも言って下さい。なんとかしますから。」(^o^)今日も走り回っています 田中和幸

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